小木たらい舟 製作技術保存会とは

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小木たらい舟製作技術保存会

小木たらい舟製作技術保存会は、佐渡市小木地区に現存する伝統的なたらい舟の製作技術の継承及びその技術の習得、向上を目的として平成18年11月27日に地元住民で組織された任意団体です。小木半島に残る「たらい舟」の製作技術の継承を中心とし、その他たらい舟に関する民俗漁法の調査・研究や普及啓発などを行います。

※平成19年3月7日に「小木のたらい舟製作技術」が国の重要無形民俗文化財に指定され、これを受け小木たらい舟製作技術保存会が保護団体として認定されることとなりました。

これまでの活動内容

たらい舟職人養成講座の実施(平成21年9月13日~平成22年3月21日まで)

○会規約
《添付ファイル》
○会員数
21名(平成22年3月31日現在)

小木のたらい舟製作技術の概要

指定日:平成19(2007)年3月7日
『小木のたらい舟製作技術』は、佐渡市の小木半島とその周辺地域で使われてきた、たらい状の舟を製作する技術である。たらい舟はかつて全国に点々とみられ、近海での漁や海草採取、湖沼でのジュンサイ採取などで使用されていたことが知られているが、今日実際に使用され、かつ漁師の注文に応じて製作する職人がいるのは小木半島とその周辺地域のみとなっている。この技術は、水の浸入を防ぐため部材を密着させる木殺しのような造船技術や、杉の芯に近い面やアカタと呼ばれる面を水に接するように部材を配置するような桶樽の製作技術が随所に利用されており、我が国の和船製造技術や桶樽製作技術を伝える上で重要である。
© 文化庁HPより転載

民俗文化財とは

我が国の文化財は1950年(昭和25年)に制定された文化財保護法に基づき制度化され、保存・活用が図られています。同法律では、建造物や絵画などの有形文化財、演劇、音楽、工芸技術などの無形文化財と共に民俗文化財が保護の対象となっています。民俗文化財とは、それぞれの地域に根ざした衣食住、生業、信仰、年中行事等に関する風俗習慣、民俗芸能、民俗技術及びこれらに用いられる衣服、器具、家屋、その他の物件など人々が正常生活の中で創造し、継承してきた国民の生活の推移を理解する上で欠くことのできないもの。と定義しています。重要無形民俗文化財は、平成22年3月31日現在で、264件となっています。

民俗技術とは

2004年(平成16年)の文化財保護法改正により、従来の風俗慣習、民俗芸能のほか、新たに民俗技術が加えられました。この改正に伴い2006年(平成18年)3月15日に、最初の民俗技術として「津軽海峡及び周辺地域における和船製作技術」(青森県津軽海峡周辺地域)、「上総掘りの技術」(千葉県上総地方)、「別府明礬温泉の湯の花製造技術」(大分県別府市)の3件が指定されました。「小木のたらい舟製作技術」(新潟県佐渡市)は、2007年(平成19年)3月7日に「江名子バンドリの製作技術」(岐阜県高山市)とともに5件目の指定を受けました。重要無形民俗文化財(民俗技術)は、平成22年3月31日現在で、10件(生産生業8件・衣食住2件)となっています。